日本もドイツも戦後60年。 | 「ヒトラー~最期の12日間~」の公式ブログ

日本もドイツも戦後60年。

1945年に終戦して、日本もドイツも今年が戦後60年の節目。折りしも日本では今年、「日本におけるドイツ年」としてドイツの文化が数多く紹介されたり、来年のサッカーワールドカップがドイツで開催されることもあって、ドイツにいつも以上に注目が集まっている気がします。そのドイツではこんな風に、自分たちの過去のタブーを正面きって振り返るような映画が作られ、ドイツでは2004年の年間興行成績第4位(『シュレック2』『スパイダーマン2』などをおさえて)、そしてアメリカで2005年に公開されるや、またもや大ヒットを飛ばすなど、世界中でたくさんの人がこの作品を見て、色々な考えを持っているようです。各国の新聞でも・・・


戦後初めてヒトラーを注視した映画。実に力のある映画だ。・・・・・・ニューヨークタイムズ紙(アメリカ)
殺人鬼の人間性を振り返る必要など、どこにあるのだろうか。・・・・・・ターゲスシュピーゲル紙(ドイツ)
我々はこの映画を“良い映画”として迎える時期にきている。・・・・・・デイリーメール紙(イギリス)


などと、賛否両論、さまざまです。また、本年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど、映画としての力を評価されている、という側面もあります。


戦後60年、というこのタイミングでドイツ人が自らのタブーを打ち破るかのようなこの作品が作られ、それが
世界中で多くの人の関心を引き、観られているという事実、あなたはどう思いますか?!